親和住宅の家づくり
構 造
《木造軸組工法》
木造軸組工法(筋交い補強)に、軸組構造の外側から構造用合板と断熱材を一体化した構造パネルを張り付ける工法を採用しています。
壁・床・天井が一体化した箱型を構成するモノコック構造とし、外力が接合部などに集中しにくく、建物全体に分散するため地震にも強い安心の工法です。
耐震性能は、耐震等級2級以上を確保し、
耐震等級3を目指して設計しています。
耐震等級 3
耐震等級は、
耐震等級1(100年に一度の大地震に対し、いきなり倒壊しない)
耐震等級2(耐震等級1で想定する地震の1.25倍の強度の建物)
耐震等級3(耐震等級1で想定する地震の1.5倍の強度の建物)
以上の3段階あり、数字が大きいほど耐震性能が高いことを示します。
《ベタ基礎 ・ 基礎断熱工法(基礎内断熱)》
地震の揺れに強く、地面からの湿気にも強いベタ基礎を採用しています。
基礎の立ち上がり部分に断熱する「基礎断熱工法(基礎内断熱)」で、基礎を断熱材で覆うため床下に外気が入ってきません。
室内と同じように基礎内も24時間換気で換気できます。
気密が取りやすく、シロアリにも配慮した工法です。
《土台にヒノキ・安全なホウ酸でシロアリ対策》
土台には、湿気やシロアリに強いヒノキを使用します。
土台に塗布する防蟻剤は、ホウ酸系木材防蟻防腐剤を採用。
半永久的にシロアリから守ります。
ホウ酸は、もともと自然に存在する物質で、非常に毒性が低く、赤ちゃん、妊婦さん、ペットにも安全です。体に万が一入っても排出される安全なものです。
建材はすべて最高(F☆☆☆☆)
等級の建材を使用
建材にはホルムアルデヒドの放散量の最も少ない、F☆☆☆☆(フォースター)の建材を使用しています。
さら壁の内側に使用する石膏ボードは、有害物質を吸収して排出しないハイクリーンボードを使用することで、シックハウスに強い健康住宅を実現しています。
ハイクリーンボード
開口部の断熱性を高める
高断熱サッシ&ドア
《窓ガラス》
住宅において熱の流出入が多い開口部(サッシ・ドア)については、高断熱サッシの採用をおすすめしています。
低
断熱性能
高
Low-E複層ガラス・トリプルガラスなら、日ざしに合わせてガラスを選択できます。
日射熱を取り入れるなら
Low-Eクリアガラス
寒さ対策やあかるさを確保したいお部屋におすすめ。
特殊金属膜の効果で、冬の暖かい日差しをたっぷりと取り込みながら、優れた断熱効果も発揮します。
日射を抑えるなら
Low-Eグリーンガラス
夏の暑さが気になるお部屋におすすめです。
特殊金属膜の効果で、優れた断熱効果を発揮しながら、夏の強烈な日差しもしっかりカットします。
住まいの条件に合わせて選べる
計画換気システム
計画換気システムは、排気のみを機械で行う第3種換気と給排気を機械で行う第1種換気があります。建物の特徴や条件に合わせて選択することが可能です。
住まいの省エネを高めたい場合は、第1種換気熱交換型のシステムをおすすめしています。
性 能
温熱性能
Q値 2.0 以下
Q値とは、床面積1㎥あたりの熱損失量を表した数値です。
換気による熱損失を含みます。
この数値が小さいほど、断熱性能が優れています。
目標値2.0W/(㎥・K)を目指しています。
外皮性能
UA値 0.6 以下
UA値とは、外皮面積1㎥あたりの熱損失量を表した数値です。換気による熱損失を含みません。
この数値が小さいほど断熱性能が優れています。
ZEH適合基準である0.6W/(㎥.K)以下を目指しています。
長野県松本市周辺地域は、省エネルギー基準の地域区分4に該当します。
地域区分4の地域の家は、UA値0.75W/(㎥.K)以下が望ましいとされています。
気密性能
C値 0.5 以下
床面積に1㎥に対し隙間がどれくらいあるかを表した値です。
目標値0.5㎠/㎥以下を目指しています。
性能報告書
住宅の構造体と開口部(サッシ・ドア)の工事が完了した段階で、全棟において気密測定を実施します。
設計時の温熱性能と外皮性能、測定した性能を数値でご確認いただけます。
特徴
親和住宅の家は高気密・高断熱で、夏涼しく・冬あったかな快適な住まいです。